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予告編
ストーリー
広島にある寂れた居酒屋『潮風』でバイトしているフリーターの杉山未子(34)は、夢もなければ恋人もいない冴えない日々。このまま自分の人生、大して良いことなんかないんだろうと、退屈な日々を過ごしていた。そんな未子の前に、新人バイトとして現れた山根朔人(24)は、広島大学に通いながら、コミュ力抜群のインフルエンサー。容姿も淡麗、未子と違い明るく、一見、充実しているように見えるが、惰性の恋愛ごっこ、虚勢を張った毎日に、どこか虚しさも覚えていた。
『潮風』で出会った未子と朔人は、性格や考え方も全く異なるタイプ。 出会った初日から対立関係となるが、そんな二人はひょんなことから、車椅子の老人集団による若い男へのリンチ現場を目撃する。どうして良いか分からず逃げるだけの二人の前に現れたのは、アコ(18)という謎の少女。
生きている環境やそもそものタイプは違えど、このややこしい現代社会に生きづらさを感じながら生きていることを知っていく三人。
三人の中で友情めいた絆が生まれると共に、自分たちがどうすべきなのかを考えていけるようになっていく。
キャスト
劇場一覧
イントロダクション
BC3c_Hiroshimaプロジェクト映画「シケモクとクズと花火と」は、広島県を舞台にした映画です。
生きにくさすら感じる現代社会において、人が何に悩み、何に虚しさを感じているのか、そして、その悩みや虚しさは解決できるものなのか。
相手を知ることで、自分を知り、新たな価値観を得ることで、そんな悩みや虚しささえ、認めることができる。
多くの人が経験するであろうそんな成長を、多くの可能性を秘めたキャストやスタッフと共にオール広島ロケで描きます。
スタッフ
監督
山岸謙太郎
(やまぎし けんたろう)
1977年生まれ、長野県出身。自主制作映画『キヲクドロボウ(2007年)』にて上海国際映画祭にノミネート。
『僕らは動物探検隊(2014年)』で商業監督デビュー。
その後も武田梨奈主演『三十路女はロマンチックな夢をみるか?(2017年)』
『ディープロジック(2020年)』といった作品を手がける。
押井守監督作品『東京無国籍少女』原案。YouTubeチャンネル『3人勘女』ディレクター。
脚本
•弥重早希子
(やしげ さきこ)
1987年生まれ、京都市出身。広島大学文学部卒業。大学卒業後にシナリオセンター大阪校、映画美学校脚本コースで脚本を学ぶ。
脚本執筆作品は『泥の子と狭い家の物語(2022年/西岡眞博監督)』『手と心が一致していない(2023年/西山真来監督)』など。
2019年、『邪魔者は、去れ』で第45回城戸賞 受賞。
2022年、NHKが立ち上げた脚本開発チーム「WDRプロジェクト」メンバーに選抜、
同プロジェクトにて企画開発、脚本を担当したNHK土曜ドラマ『3000万』が2024年10月5日より放映開始予定。
企画・プロデューサー
水野上 雄一 (『フグとタコと僕らのミライ』、短編映画『VALSALVA』)
前田 和紀 (『フグとタコと僕らのミライ』『輝け星くず』『ふまじめ通信』『ソワレ』)
平下 洋一郎 (『フグとタコと僕らのミライ』、短編映画『VALSALVA』)
撮影 古屋裕規
照明 村地英樹
照明応援 三宅一充
録音 清水良樹
美術 荒田未来
装飾 清水礼子
助監督 永井和男
スタイリスト 安田美里
ヘアメイク 岩咲希しのぶ 鈴木夏未
制作 荒田未来 盛岡明日香 新佛誠康
源秋策 大義サトシ
撮影助手 大賀健護
車両・制作応援 古川康雄
方言指導 木村花音 田中翔貴
編集
グレーディング
MA
WEB 松井一徳
グラフィック 末益ひろこ
台本印刷 三交社
音楽(劇伴) クスミヒデオ
機材協力
エキストラのみなさん SHU-MA MAX MAI
YUKINO 松浦 佑亮 TOMO
MANYA HAYASHI 空武志
望月知海 Alic Burris 林比呂
山本千恵 内藤将弥 山口真麗子
百々地美紅 原ゆうこ 平野祐一
サラ
声の出演 木村花音 椎名亜音
菅野英樹 もりしまりお 尾添諒
石井裕二 Aoi 市川敦之
主題歌 Good day by day/近藤夏子
作詞・作曲:近藤夏子 編曲:加藤祐平